悪運(あくうん)が強(つよ)・い
1 悪いことをしても報いを受けずに栄えている。「—・い男で、いまだ逮捕されずにいる」 2 俗に、不運からうまくのがれる。「二度も事故にあってけが一つないとは、—・い」 [補説]文化庁が発表した令...
灰汁(あく)が強(つよ)・い
1 山菜などに灰汁2が多く含まれている。「ゴボウは—・い」 2 一般に受け入れられにくいような、強い個性がある。「—・い俳優」
悪(あく)に強(つよ)いは善(ぜん)にも強(つよ)い
大悪人がいったん改心すると、非常な善人となるものだ。→善に強い者は悪にも強い
うたれ‐づよ・い【打たれ強い】
[形][文]うたれづよ・し[ク] 1 ボクシングなど格闘技で、敵の攻撃に耐える力がある。「—・いボクサー」 2 野球で、打者にヒットを打たれてもうまくしのいで得点を与えない。簡単に崩れない精神的...
押(お)しが強(つよ)・い
自分の意思どおりに強引に事を運ぼうとする。転じて、あつかましい。「—・いところが頼もしい」
かんべん‐づよ・い【勘弁強い】
[形][文]かんべんづよ・し[ク]忍耐強い。我慢強い。「流石に—・き若侍も、今は早や怒気一度に面(かお)に顕(あら)われ」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
我(が)が強(つよ)・い
強情である。意地っ張りである。
が‐づ・よい【我強い】
[形][文]がづよ・し[ク]我が強い。強情である。「あの—・い按摩に追いかけられる夢で苦しめられた」〈志賀・児を盗む話〉
がまん‐づよ・い【我慢強い】
[形][文]がまんづよ・し[ク] 1 忍耐力がある。辛抱強い。「—・い子供」 2 我(が)を張る気持ちが強い。「いかに—・い自分も自分の方が佳いとは言えなかった」〈独歩・画の悲み〉
気(き)が強(つよ)・い
気性が激しく容易に屈しない性格である。勝ち気である。「—・い投手」