ぎゃくせい‐せっけん【逆性石鹸】
普通のものとは逆に、水中で陽イオンとなり、その部分が界面活性作用をもつ石鹸。洗浄作用は弱いが、強い殺菌力とたんぱく質沈殿作用があり、医療消毒などに用いられる。陽性石鹸。
ぎゃく‐モーション【逆モーション】
1 野球などで、動きだそうと構えた方向と反対の側に球が来て、逆の動きを強いられること。 2 映画などのトリック撮影の一。撮影した齣(こま)の順序を逆に焼き付けるもの。屋根から飛び降りるところを写...
ぎょうじゃ‐にんにく【行者忍辱】
ヒガンバナ科の多年草。本州中部以北の深山に自生。高さ30〜50センチ。地中の鱗茎(りんけい)は淡褐色の繊維で覆われる。夏、花茎を伸ばし、白い小花を多数球状につける。全体にニンニク臭が強いが若いも...
ぎょくてき‐せき【玉滴石】
オパール(蛋白石)の一種。強い輝きをもつ無色透明の含水石英で、球状やぶどう状をなして産出。
ぎり‐づよ・い【義理強い】
[形][文]ぎりづよ・し[ク]《近世語》義理を守ろうとする気持ちが強い。義理堅い。「今の継母(おっか)さんが—・く、妹よりも私(わちき)の方をかばってくれます」〈人・英対暖語・三〉
ぎん‐もくせい【銀木犀】
モクセイ科の常緑小高木。キンモクセイに似て、秋、白い小花を多数つけ束生し、強い芳香を放つ。中国の原産。《季 秋》
くい‐さが・る【食(い)下(が)る】
[動ラ五(四)] 1 食いついてぶら下がる。食いついて離れないでいる。「尻尾には最前の黒いものが…—・って居る」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 強い相手に粘り強く立ち向かい、どこまでも争う。粘り強...
クエーサー【quasar】
X線・光・赤外線など膨大なエネルギーを放出しスペクトルが著しく赤偏する天体。数十億光年以上遠くにあり、星のように見える。1963年に強い電波を出す天体として発見されたが、電波の弱いものもある。準...
クオークグルオン‐プラズマ【quark-gluon plasma】
ハドロンを構成する基本粒子クオークと、クオーク間にはたらく強い相互作用を媒介する粒子グルオンが、ばらばらになって自由に飛び回っている状態。ビッグバン直後の宇宙初期における超高温・超高密度下でその...
クオーク‐の‐とじこめ【クオークの閉(じ)込め】
クオークは単独の自由粒子として存在しないという性質。クオークは、直接観測にかからない色荷(カラーチャージ)とよばれる自由度をもち、強い相互作用によって結びついてハドロンを構成する。量子色力学によ...