きょうせい‐きそ【強制起訴】
検察官が不起訴処分とした事件について、検察審査会による第二段階の審査で起訴議決がなされた場合に、裁判所が指定した弁護士が検察官に代わって被疑者を起訴すること。
きょうせい‐けいざい【強制経済】
法的強制力をもって税を徴収し、経費支出にあてる経済。
きょうせい‐けいばい【強制競売】
不動産に対する強制執行の一。債務者の不動産を差し押さえ、入札・せり売りなどの方法で換価して債権者への弁済にあてるもの。
きょうせい‐しっこう【強制執行】
1 民事執行法に従い、国家権力によって、私法上の請求権を強制的に実現する手続き。 2 行政法上の義務の不履行に対し、行政主体が実力で履行を強制すること。
きょうせいしっこうぼうがい‐ざい【強制執行妨害罪】
公務員が行う強制執行を免れる目的で、財産を隠匿・損壊・仮装譲渡などをする罪。刑法第96条の2が禁じ、2年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられる。
きょうせい‐しゅうよう【強制収用】
国または地方公共団体が、公共の利益となる事業の遂行のために私有の土地や物件などを強制的に取得すること。
きょうせい‐しゅうようじょ【強制収容所】
政治的理由などで、裁判によることなく市民を強制的に収容する施設。特に、ナチスドイツがユダヤ人などを収容していたものは有名。
きょうせい‐しゅうりょう【強制終了】
《forced termination》実行中のアプリケーションソフトを強制的に終了させる操作のこと。制御不能になったときやキー入力を受け付けないときなどに行う。作業中のデータは失われてしまうこ...
きょうせい‐しょうきゃく【強制消却】
株主の同意を得ないで、会社が一方的に株式を消却すること。→任意消却
きょうせい‐しょぶん【強制処分】
刑事訴訟法で、犯罪捜査の必要上強制的に行われる処分。逮捕・勾留(こうりゅう)・召喚・押収・捜索など。広義では、証拠調べの性質をもつ検証・証人尋問・鑑定などを含む。