きょう‐かん【強諫】
[名](スル)強くいさめること。「人倫の道に悖(もと)る所業として忠直卿を—した」〈菊池寛・忠直卿行状記〉
きょう‐がん【強顔】
[名・形動]あつかましいこと。また、そのさま。厚顔。「この男の—なることよ」〈鴎外訳・即興詩人〉
きょう‐き【強記/彊記】
[名](スル)記憶力がすぐれていること。また、よく記憶すること。「博覧—」「牡牛は驢馬の忠告を—し」〈永峰秀樹訳・暴夜物語〉
きょう‐ぎょ【強禦】
1 悪(わる)強くて善を受け付けないこと。 2 武勇に優れること。
きょう‐けん【強健】
[名・形動]からだが強くて丈夫であること。また、そのさま。「—な身体」 [派生]きょうけんさ[名]
きょう‐けん【強堅】
[名・形動]強く、しっかりしていること。また、そのさま。堅固。「—な意志」
きょう‐けん【強権】
国家が司法上・行政上有する強い権力。
きょう‐けん【強肩】
野球で、球を速く遠くまで正確に投げることができること。「—の外野手」
きょうけん‐はつどう【強権発動】
強権を実際に行使すること。特に、第二次大戦直後、農家が米の供出を拒んだとき、政府が警察力を使って強制的に供出させたこと。
きょう‐こ【強固/鞏固】
[形動][文][ナリ]強くしっかりして、ゆるがないさま。「—な意志」