いっ‐きょう【一強】
ある分野で、一つのものだけが強いこと。また、そのもの。「与党—」「—多弱」
お‐こわ【御強】
1 《「こわめし」をいう女房詞から》赤飯(せきはん)。現在では、もち米に小豆(あずき)以外の豆や栗(くり)、山菜などを入れて炊いたものもいう。 2 人をだますこと。特に、「つつもたせ」にいうこと...
がん‐きょう【頑強】
[形動][文][ナリ] 1 自分の態度や考えをかたくなに守って、外からの力に容易に屈しないさま。「—に自説を曲げない」 2 がっしりとして丈夫なさま。「—一点張りの肉体を笠に着て」〈漱石・それか...
きょう【強】
[名]強いこと。また、強いもの。⇔弱。「—は弱を圧し、小は大の食となるは」〈逍遥・当世書生気質〉 [接尾]数量を表す語に付いて、実際はその数よりも少し多いことを表す。数の端数を切り捨てたとき...
きょう【強】
[音]キョウ(キャウ)(漢) ゴウ(ガウ)(呉) [訓]つよい つよまる つよめる しいる こわい つとめる しいて したたか あながち [学習漢字]2年 〈キョウ〉 1 力や勢いがある。固く...
ぎ‐ごわ【義強】
[形動][文][ナリ]強情で、なかなか自分の意志をまげないさま。頑固。「—な片意地な処もお有(あん)なすって」〈紅葉・金色夜叉〉
くち‐ごわ【口強】
[名・形動ナリ] 1 強く言い張ること。また、言葉つきの荒々しいさま。「物も覚えぬ山伏かな、判官かと思せば、—に返事し給ふ」〈義経記・七〉 2 馬の口取りのむずかしいこと。馬の性質が荒く御しにく...
くっ‐きょう【屈強/倔強】
[形動][文][ナリ]きわめて力が強く頑丈なさま。究竟(くっきょう)。「—な若者」
けん‐きょう【堅強】
[名・形動]かたくてつよいこと。かたくてじょうぶなこと。「其—なる事之に倍すと云う」〈村田文夫・西洋聞見録〉
けん‐きょう【牽強】
[名](スル)道理に合わないことを無理にこじつけること。「彼の『源語』をさえ—して勧懲主意なるものなりなど」〈逍遥・小説神髄〉