だん‐き【弾機】
ばね。ぜんまい。「精細なるは時計の—となる可し」〈福沢・文明論之概略〉
だん‐きゅう【弾弓】
1 繰り綿をはじき打って柔らかにする弓の形をした器具。綿弓(わたゆみ)。唐弓(とうゆみ)。 2 ⇒だんぐう
だん‐きん【弾琴】
琴をひくこと。
だん‐ぎ【弾棋/弾碁】
《「たんぎ」とも》遊戯の一。四角い中高の盤の両方に6個または8個の白黒の石を並べ、対座した二人が交互にその石をはじいて、相手の石に当たれば取り、当たらなければ取られる。指石。いしはじき。たぎ。
だん‐ぐう【弾弓】
矢の代わりに弾丸を弦(つる)ではじき、射る弓。はじきゆみ。だんきゅう。だんぐ。
だん‐こん【弾痕】
弾丸の当たったあと。
だんざえもん【弾左衛門】
江戸時代、関八州および陸奥・甲斐・伊豆・駿河の12か国のえた・非人を支配した頭(かしら)代々の称。江戸に拠点を置いた。
だん‐し【弾指】
[名](スル)《古くは「たんじ」「だんじ」とも》 1 仏語。 ㋐曲げた指の爪を親指の腹にかけて強くはじくこと。許諾・警告・忌避や歓喜などの意を表す所作。 ㋑きわめて短い時間の単位。一万二千弾指を...
だん‐し【弾糸】
1 琴・三味線などの弦楽器をひくこと。 2 胞子を散布する糸状の器官。スギナでは胞子に付着し、苔類では胞子嚢(ほうしのう)内に胞子と共在しており、湿っているときは胞子に絡みつき、乾燥すれば伸びて...
だん‐し【弾詞】
中国の語り物の一。明から清にかけて流行、現在でも南方で行われ、琵琶・三弦・洋琴などを伴奏にする。