うかれ‐め【浮(か)れ女】
歌や舞をして人を楽しませ、また売春もする女。遊女。娼妓(しょうぎ)。あそびめ。「—に手練あるは当然にて」〈逍遥・当世書生気質〉
うず
[助動][○|○|うず(うずる)|うずる(うず)|うずれ|○]《推量の助動詞「むず」の音変化》動詞・助動詞の未然形に付く。 1 話し手の推量を表す。…だろう。「ただいま客人(まらうど)の来うずる...
おさま・る【収まる/納まる】
[動ラ五(四)]《「治まる」と同語源》 1 一定の範囲の中にきちんと入る。「押し入れに—・る」「予算の範囲に—・る」 2 その場所に落ち着く。 ㋐受け入れられた状態になる。「食べた物が胃に—・る...
おしつけ‐がまし・い【押(し)付けがましい】
[形][文]おしつけがま・し[シク]自分の考え方・感じ方などを、相手に当然のことのように受け入れさせようとする。「—・い親切」
おそる‐べき【恐るべき】
[連語] 1 恐れなければならない。恐れるのが当然の。「—自然破壊」 2 程度がはなはだしいさま。非常な。「—速さ」
御神酒(おみき)上(あ)がらぬ神(かみ)はない
神様でさえ酒を召し上がるのであるから、人間が酒を飲むのは当然であるということ。酒飲みが好んで言う言葉。
親(おや)に似(に)ぬ子(こ)は鬼子(おにご)
親に似ていない子は人の子ではなく、鬼の子である。子は当然親に似るものであるということ。
おん‐でも‐な・い
[連語]《当然のことで恩に着るまでもない、の意から》いうまでもない。もちろんだ。「『ていと、さう言ふか』『—・いこと』」〈虎寛狂・鍋八撥〉
か・ける【欠ける/缺ける/闕ける】
[動カ下一][文]か・く[カ下二] 1 かたい物の一部分が壊れてとれる。「コップが—・ける」「歯が—・ける」 2 そろうべきものの一部分、または必要なものが抜けている。脱落する。「メンバーが一人...
か‐べい
[連語]《形容詞連体形の活用語尾「かる」に推量の助動詞「べし」の連体形の付いた「かるべき」の音変化》推量・当然の意を表す。…にちがいない。…のはずである。「すべて人をもどくかたは易く、わが心を用...