ほう‐げん【法源】
法の淵源(えんげん)。成文法・慣習法などの法の存在形式、神意・民意などの法の存在根拠、神・国家・君主・人民などの法を制定する力など。一般には、裁判などの根拠となりうる法形式をさす。
ほう‐しき【方式】
ある一定のやり方。定まった形式・手続き。「入札の—を決める」「所定の—に従う」「仮名漢字変換—」
ほう‐しょ【奉書】
1 古文書の形式の一。主人の意を受けて従者が下達する文書。天皇・上皇・公卿の意を受けた場合はそれぞれ綸旨・院宣・御教書(みぎょうしょ)とよばれた。 2 「奉書紙」の略。 3 「奉書足袋(たび)」...
ほう‐ばつ【放伐】
中国における易姓(えきせい)革命観に基づく君主交代の一形式。君主が徳を失って悪政を行ったとき、他の者が武力で追放し、代わりにその位に就くこと。→禅譲(ぜんじょう)
ほうぶつしゅう【宝物集】
平安末期の仏教説話集。1巻・2巻・3巻・7巻の諸本が伝わる。平康頼著。治承年間(1177〜1181)ごろ成立。嵯峨の釈迦堂での会話の聞き書きの形式をとり、多くの説話を例に引きながら仏法を説いたもの。
ほうもん‐の‐うた【法文の歌】
平安末期に行われた今様歌の分類の一。和讃(わさん)の形式で、七・五(または八・五)の4句からなり、仏教の法文について詠んだ歌。ほうもんか。
ほう‐りつ【法律】
1 (ハフ‐) ㋐社会秩序を維持するために強制される規範。法。 ㋑国会の議決を経て制定される法の一形式。 2 (ホフ‐) ㋐仏陀の教えと定めたきまり。 ㋑仏が制定した戒律。小乗戒や大乗戒などをいう。
ほうりつ‐こん【法律婚】
一定の法律上の手続きを経て成立する婚姻。→事実婚 →形式婚
ほしがた‐きかん【星型機関】
一つのクランク軸を中心に、シリンダーを放射状に配列した形式の内燃機関。空冷式で、中出力以上の航空機に使用。
ほっくぎょう【法句経】
《(パーリ)Dhamma-pada真理の言葉の意》原始仏教の経典の一。原典は423編よりなる韻文形式の詩集。成立は古く、漢訳に維祇難等訳2巻などがある。