くちき‐がた【朽(ち)木形】
木が腐食して、木目が残ったり浮き上がったりしているように見える文様。ふつう、白地に蘇芳(すおう)で染めつけ、几帳や壁代(かべしろ)などに用いる。朽ち木文様。
くつ‐がた【沓形/鴟尾】
⇒鴟尾(しび)
くつわ‐がた【轡形】
円の中に「十」の字を置いた形。
くに‐てがた【国手形】
《出身地を証明するものの意》江戸時代、方言・国なまりをいった語。
くのじ‐なり【くの字形】
「く」の字の形のように曲がっていること。「—になって寝床にいる」
くび‐にんぎょう【首人形】
泥を固めて首だけ作り、彩色して竹の串(くし)にさした人形。
くみ‐てがた【組手形】
輸出手形の発行に際し、紛失または延着に備えて同一内容・同一効力の手形を2通発行し、発送時期や経路を異にして送るもの。
くも‐がた【雲形】
たなびいた雲の形。また、それを描いた模様や彫刻。「—格子」
クラードニ‐ずけい【クラードニ図形】
板の上に砂などの細粒をばらまき、音響などによる機械的振動を加えたときにできる図形。共鳴によって振動する部分(腹)と振動しない部分(節)が生じ、振動しない部分に細粒が集まることで幾何学的な図形にな...
くり‐かた【刳り形/繰(り)形】
1 用材にくってあけた穴。衝重(ついがさね)・三宝(さんぼう)などの下にあけた穴。山形・丸形・州浜(すはま)形などがある。 2 建物・家具・器物などの装飾で、部材をくって曲面にした部分。