こう‐ぼう【工房】
画家・彫刻家・工芸家などの仕事場。アトリエ。
氷(こおり)に鏤(ちりば)・む
《「塩鉄論」殊路から》とけやすい氷に彫刻する。骨を折ってもかいのないこと、また、質の悪いものを飾っても無駄であることのたとえ。
こく【刻】
[音]コク(呉)(漢) [訓]きざむ [学習漢字]6年 1 刃物で切れ目を入れる。きざむ。「刻印/印刻・陰刻・彫刻・篆刻(てんこく)」 2 版木に彫る。書物を刊行する。「板刻・復刻・覆刻・翻刻」...
こくが‐かい【国画会】
美術団体。昭和3年(1928)国画創作協会解散に際して、第二部(洋画・工芸・彫刻)の梅原竜三郎・富本憲吉らによって発足。のち、版画部・写真部を設置。
こくがそうさく‐きょうかい【国画創作協会】
美術団体。大正7年(1918)日本画の土田麦僊(つちだばくせん)・村上華岳らが結成。同14年第二部(洋画)を新設、のち工芸・彫刻を加える。昭和3年(1928)解散。→国画会
こく‐ちょう【刻彫】
《「こくぢょう」とも》ほりきざむこと。彫刻。〈日葡〉
こくふう‐ぶんか【国風文化】
平安中期から後期にかけて栄えた、温雅な日本ふうの貴族文化。仮名文学・寝殿造り・大和絵・仏像彫刻など諸分野でその特色がみられる。
こくりつ‐せいようびじゅつかん【国立西洋美術館】
東京都台東区上野公園にある国立美術館。松方コレクションを主体とし、昭和34年(1959)に開館。近代ヨーロッパの絵画・彫刻を中心に所蔵。本館はル=コルビュジェの設計で、平成28年(2016)に「...
こぐち‐ぼり【木口彫(り)】
木口を版面とした版木に彫刻すること。また、その木版。→板目(いため)彫り
こぐち‐もくはん【木口木版】
木口に彫刻した凹版。また、その印刷物。版木としてツゲなどを使う。濃淡や諧調が表現できる。西洋木版。→板目(いため)木版