イン‐チン【影青】
《(中国語)》白色の素地(きじ)に青みを帯びた透明な釉(うわぐすり)を施した磁器。中国宋・元時代に景徳鎮窯や華南の各地で焼かれた。青白(せいはく)磁。
えい【影】
人や物の姿を絵に写しとったもの。絵姿。肖像画。「かの聖の姿を、—に書きとらん」〈宇治拾遺・九〉
えい【影】
[常用漢字] [音]エイ(漢) ヨウ(ヤウ)(呉) [訓]かげ 〈エイ〉 1 光が物にさえぎられてできる暗い部分。かげ。「影響/暗影・陰影・形影・斜影・樹影」 2 光。「月影・灯影」 3 物の...
えい‐いん【影印】
[名](スル)書籍を写真にとり製版、印刷すること。また、そうしたもの。
えいいん‐ぼん【影印本】
翻刻ではなく、影印で作った本。
えい‐きょう【影響】
[名](スル)《影が形に従い、響きが音に応じるの意から》 1 物事の力や作用が他のものにまで及ぶこと。また、その結果。「環境に—を及ばす」「大勢に—しない」「—力」 2 影と響き。また、物事の関...
えいきょう‐りょく【影響力】
他に働きかけ、考えや動きを変えさせるような力。「政界に大きな—をもつ人物」
えい‐ぎ【影戯】
中国で、影絵芝居。
えい‐ぐ【影供】
神仏や故人の像に供物をして祭ること。特に、中世に流行した人丸(ひとまる)影供のこと。みえいく。「土御門内大臣家に毎月に—せらるることの侍りし比(ころ)」〈無名抄〉
えいぐ‐うたあわせ【影供歌合】
影供のために催す歌合わせ。特に、柿本人麻呂の像を祭って行うもの。