どっ‐き【毒気】
1 毒性のある気体。 2 「どくけ(毒気)」に同じ。「冷笑したが、しかし昨夜程の—はなかった」〈二葉亭・其面影〉
ドナウ‐ベンド【Danube bend/Dunakanyar】
ハンガリー北部中央のドナウ川の屈曲部。ハンガリーとスロバキアとの国境を西から東へ流れるドナウ川が、南方に向きを変える辺りを指す。エステルゴム、ビシェグラード、センテンドレなど、中世の面影を残す古...
ドバイ‐ショック【Dubai shock】
2009年11月にドバイ政府が、政府系企業の債権者に債務返済繰延べを求めたことに端を発する金融不安。ドバイ債務問題。 [補説]資金繰りが悪化した政府系持ち株会社ドバイワールドは約590億ドルの債...
ドボラック‐ほう【ドボラック法】
気象衛星が撮影した画像を利用して台風の強度を推定する方法。雲の形状などから、最大風速や中心気圧を推定する。名称は開発者の名に由来。
ドムス‐アウレア【Domus Aurea】
イタリアの首都ローマにある古代ローマ時代の宮殿の遺跡。ラテン語で「黄金宮殿」を意味する。紀元64年から68年にかけてローマ皇帝ネロにより建造。広大な敷地に、機械仕掛けでドーム型天井が回転する建物...
どよう‐なみ【土用波】
夏の土用のころ、海岸に打ち寄せる大波。はるか沖合にある台風の影響によるうねりがやって来たもの。《季 夏》「—はるかに高し見えて来て/万太郎」
ドリー【dolly】
映画・テレビで、移動撮影の際に用いる小型の台車。カメラやカメラマンなどをのせる。ドーリー。
ドルビー‐スリーディー【ドルビー3D】
《Dolby 3D》米国ドルビーラボラトリーズ社が開発した立体映画の映写システム。左右別々に赤・青・緑の波長をずらした映像を毎秒144コマ投影し、観客は、左眼と右眼で分光特性が異なる干渉フィルタ...
どん‐びき【どん引き】
[名](スル)《「どん」は強意の接頭語》だれかの言動で、その場の雰囲気が急にしらけること。 [補説]本来は、映画やテレビの撮影で、ズームレンズを引いて被写体を小さくすることをいった。
ドーソン‐シティー【Dawson City】
カナダ、ユーコン準州の都市。19世紀末から20世紀初頭、ユーコン川支流クロンダイク川両岸一帯の金採掘で栄えた。ゴールドラッシュの面影を残す建造物や浚渫(しゅんせつ)船が国定史跡に指定されている。