こう‐こ【後顧】
1 後ろを振り返って見ること。 2 あとあとを気遣うこと。「—の老父母を以て…或は戦死し、或は大傷す」〈独歩・愛弟通信〉
こう‐こう【後攻】
[名](スル)野球など攻撃と防御とを交互に行うスポーツの試合で、攻撃の順番があとであること。また、そのチーム。あとぜめ。⇔先攻。
こう‐こう【後考】
未解決の問題などを、あとで考えること。また、後代の人の考え。「—を俟(ま)つ」
こう‐こう【後項】
1 同一文書の、あとの方にある条項・項目。「—で詳述する」⇔前項。 2 数学で、比a:bにおけるbのこと。⇔前項。
こう‐こうつうどうみゃく【後交通動脈】
内頸動脈と後大脳動脈を連絡する動脈。Pcom(posterior communicating artery)。
こうこう‐どうぶつ【後口動物】
⇒新口動物
こうこ‐の‐うれい【後顧の憂い】
あとに残る気遣い。あとあとの心配。「—のないように保険に入る」
こう‐こん【後昆】
《「後」も「昆」も、のち、の意》のちの世の人。後人。また、子孫。後裔(こうえい)。「—に遺(のこ)したるこそ嬉しけれ」〈鴎外訳・即興詩人〉
こう‐こん【後根】
⇒脊髄後根(せきずいこうこん)
こう‐さい【後妻】
「ごさい」に同じ。