うまかい‐べ【馬飼部】
大化以前、馬の調教・飼育や飼料の貢納などに従事した部曲(かきべ)。大化以後は左右馬寮(めりょう)に雑戸(ざっこ)として属した。
うら‐びゃくしょう【浦百姓】
中・近世、漁村の住民をいう語。また、本百姓(一般の農民)に対して、漁業に従事する住民をいう。
うわに‐さし【上荷差】
上荷船の積み荷の運搬に従事する者。「中衆(なかしゅ)、—など夫婦となりて」〈浮・一代男・三〉
うんてん‐し【運転士】
列車および車両の運転の業務に従事する乗務員。 [補説]書名別項。→運転士
えいぎょう‐マン【営業マン】
営業職に従事する者。特に、販売関係の業務を行う会社員。「出版社の書店—」
えき‐ふ【役夫】
1 雇われて力仕事などをする者。人夫。 2 古代、徭役(ようえき)に従事した人。
え‐し【絵師/画師】
1 絵かき。画家。 2 (画師)律令制で、中務省(なかつかさしょう)画工司(えだくみのつかさ)に属して絵画制作に従事した工人。宮殿・寺院の建立、調度の敷設などに際し、装飾・文様・彩色に携わった。...
えた
中世および近世における賤民(せんみん)身分の一。江戸時代には非人(ひにん)とよばれた人々とともに士農工商の下におかれ、居住地も制限されるなど、不当な差別を受けた。主に皮革業に従事し、犯罪者の逮捕...
え‐だち【役】
1 税の一種として公用の労働に従事すること。え。夫役(ぶやく)。 2 《人民が徴発されて戦争に従軍する意から》戦争。戦役。役(えき)。「新羅の—に由(よ)りて、天皇を葬ること得ず」〈仲哀紀〉
エッセンシャル‐ワーカー【essential worker】
人々の基本的な生活やインフラなどの維持に、必要不可欠な職種の従事者。 [補説]医療従事者や介護福祉士のほか、食料品販売員、運送業者、消防官などさまざまな職種をさす。