とく‐たい【得替/得代】
1 国司などの任期が終わって交替すること。 2 領主を替えて、新しい領主を置くこと。また、領主が所領を取り上げられること。
とく‐だつ【得脱】
[名](スル)仏語。生死の苦界から脱して、菩提(ぼだい)に向かうこと。
とく‐てん【得点】
[名](スル)競技・試験などで、点をとること。また、その点数。「大量に—する」⇔失点。
とくてん‐けん【得点圏】
⇒スコアリングポジション
とく‐とく【得得】
[ト・タル][文][形動タリ]得意そうなさま。自慢げなさま。「—として語る」
とく‐ど【得度】
[名](スル)《「度」は、梵pāramitā(波羅蜜(はらみつ)と音写)の訳》 1 生死の苦海を渡って涅槃(ねはん)の彼岸に至ること。 2 出家して僧や尼になること。「幼くして—する」
とく‐どう【得道】
[名](スル)仏道を修行して悟りを開くこと。悟道。
とく‐にん【徳人/得人】
1 ⇒とくじん(徳人) 2 裕福な人。金持ち。有徳人(うとくにん)。「財に飽き満ちて、あさましき—にて」〈今昔・二六・一二〉
とくのうごろうのせいかつといけん【得能五郎の生活と意見】
伊藤整の小説。小市民的な幸福にしがみつく戦時下の一知識人の姿を戯画的に描く。昭和16年(1941)刊行。題名は英国の小説家スターンの小説「トリストラム=シャンディの生涯と意見」を踏まえたもの。
とく‐ひょう【得票】
[名](スル)選挙で候補者が票を得ること。また、その票。「婦人層から—する」