ごしょのごろぞう【御所五郎蔵】
歌舞伎狂言「曽我綉侠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)」の後半部分の通称。皐月(さつき)をめぐる五郎蔵と土右衛門の鞘当(さやあ)てと、それが引き起こす悲劇を描く。
ごしょ‐ふう【御所風】
1 御所の風習。御所のやりかた。優美で上品なようすにいう。「古今まれなる女、つとめ姿さって、御上家(おかみけ)なる、—あり」〈浮・諸艶大鑑・一〉 2 御所に仕える女官たちの結った髪形。下げ髪を巻...
ごしょ‐ぶぎょう【御所奉行】
鎌倉幕府・室町幕府の職名。将軍の寺社参詣や年中行事など御所の雑事を統轄した。
ごしょ‐まる【御所丸】
高麗(こうらい)茶碗の一。初め島津義弘が御用船の御所丸で持ち帰ったところからの名で、慶長(1596〜1615)のころ日本からの注文で作られたといわれる。特に黒い刷毛目(はけめ)文のものは茶人に珍...
ごしょ‐らくがん【御所落雁】
富山県南砺(なんと)市井波地区の名物の落雁。和三盆を使い、淡紅色と白色とがある。
ごす‐さま【御所様】
《「ごす」は「ごしょ」の音変化》摂関家・大臣家などの子がその父を呼ぶ語。
ごせ【御所】
奈良県西部の市。江戸初期には桑山氏の城下町。大和絣(やまとがすり)の伝統を継ぐ繊維工業、大和売薬を母体とする製薬業が盛ん。吉野葛(くず)・御所柿(ごしょがき)が特産。人口3.0万(2010)。
ごせ‐し【御所市】
⇒御所