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手元／手許（てもと） とは？ 意味・読み方・使い方

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て‐もと【手元／手▽許】
の解説

  1. １ 手の届くあたり。手近。自分のそば。「辞書を—に置く」

  1. ２ 道具などの、手で握るところ。握り。「鍬 (くわ) の—」

  1. ３ 手の動かし方。手の動き。また、手並み。「—が狂う」

  1. ４ 生計をたてるための金。また、暮らし向き。「—不如意」

    1. 「紀の国屋伊兵衛はどの位—が苦しかったか」〈芥川・雛〉

  1. ５ 《女房詞から》箸 (はし) 。→御手元 (おてもと) 

  1. ６ 「手元金」の略。

  1. ７ 腕前。技量。

    1. 「為朝が—はおぼゆるものを」〈古活字本保元・中〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

手元 の慣用句・熟語(7)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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2024/10/29 14:00

出典：gooニュース

手元 の例文(30)

出典：青空文庫

  • ･･･いまいましそうに彼の手許をながめやった。そして一段歩に要する開墾･･･ 有島武郎「親子」

  • ･･･児を腕に抱いたまま、手許も上の空で覚束なく、三ツばかり握飯。　潮･･･ 泉鏡花「海異記」

  • ･･･はするようなものの、手元が詰るに従うて謂うまじき無心の一つもいう･･･ 泉鏡花「葛飾砂子」

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