きん‐でん【金殿】
金で飾った宮殿。また、非常に美しい御殿。
きんぶすま‐もの【金襖物】
操り芝居または歌舞伎で、御殿や城中の場を仕組んだ時代物で、舞台一面に金襖の道具立てを用いる作品。また、その段や場。「伽羅(めいぼく)先代萩」の「御殿」など。
ぎょく‐ろう【玉楼】
1 玉で飾った高殿(たかどの)。りっぱな御殿。「金殿—」 2 「白玉楼(はくぎょくろう)」の略。
けい‐だい【瓊台】
りっぱな御殿。玉のうてな。
けんじ‐の‐あん【剣璽の案】
草薙剣(くさなぎのつるぎ)と八尺瓊曲玉(やさかにのまがたま)とを安置した棚。清涼殿の夜の御殿(おとど)に備えてあった。
こう【閤】
[人名用漢字] [音]コウ(カフ)(漢) [訓]くぐりど 1 婦人の寝室。「閨閤(けいこう)」 2 宮殿。御殿。「閤下/太閤」
こう‐きゅう【後宮】
1 皇后や妃などが住む宮中奥向きの宮殿。平安京内裏では、天皇の住む仁寿殿(じじゅうでん)の後方の承香(しょうきょう)・常寧・貞観(じょうがん)・麗景・宣耀(せんよう)・弘徽(こき)・登花の七殿と...
こう‐ぐう【后宮】
1 皇后の御殿。 2 皇后。
こうづ【国府津】
神奈川県小田原市東部の地名。東海道本線が通じ、御殿場線を分岐する。古くは相模国府の外港。
こしき‐おとし【甑落(と)し】
《「甑」と「腰気(こしき)」とが同音であるところからという》天皇家や公家で、安産のまじないとして、御殿の棟から甑を庭に落とすこと。男子のときは南へ、女子のときは北へ落とすという。