お‐すべり【御滑り】
1 「滑り台」の美化語。 2 《女房詞から》神仏への供物や貴人の食物・所持品のお下がり。「『あなた、—でございます。一つお戴き遊ばせ』と青柳夫人は菊の御紋をうち出した紅葉雁(べにらくがん)を東老...
お‐すまい【御住(ま)い】
相手を敬ってその住居をいう語。→住まい
お‐すまし【御澄まし】
[名](スル) 1 取り澄ますこと。また、その人。「そんなに—しなくてもいいんだよ」 2 「澄まし汁」を丁寧にいう語。
お‐すみつき【御墨付き】
1 室町・江戸時代、幕府や大名から、後日の証拠として臣下に与えた花押(かおう)のある文書。 2 権力・権威のある人の与える保証。「公認の—をもらう」
おすもう‐さん【御相撲さん】
相撲取りを親しんで呼ぶ語。
お‐すもじ【御す文字】
《女房詞から》 1 《御酢文字の意》「鮨(すし)」の美化語。「近ごろは、—でもお結びでも一口にいけますし」〈康成・十六歳の日記〉 2 《御推文字の意》推察の意の尊敬語。ご推察。おすいもじ。「その...
お‐すわり【御座り】
[名](スル) 1 座ることをいう幼児語。「—してお絵かきしなさい」 2 犬に座るように命令するときにいう語。「—、お手」
お‐せいぼ【御歳暮】
「歳暮2」に同じ。
お‐せじ【御世辞】
「世辞」に同じ。「—を使う人」「心にもない—を言う」
お‐せち【御節】
1 節(せち)の日に特に作る料理やお供えの餅(もち)。節供(せちく)。→御節料理 2 正月や五節句などの節日(せちにち)のこと。節(せち)。