おとぎばなし【おとぎ話】
《原題、(チェコ)Pohádka》ヤナーチェクのチェロとピアノのための室内楽曲。1910年作曲、1923年改訂。ロシアロマン主義の詩人ジュコーフスキーの詩に着想を得た作品。
おとぎ‐ばなし【御伽話/御伽噺】
1 子供に聞かせる伝説・昔話など。「桃太郎」「かちかち山」の類。また、比喩(ひゆ)的に、現実離れした空想的な話。 2 おとぎ1の際にする話。 [補説]作品名別項。→おとぎ話
おとぎぼうこ【御伽婢子】
仮名草子。13巻。浅井了意著。寛文6年(1666)刊。中国の「剪灯新話(せんとうしんわ)」中の「牡丹灯記」の翻案「牡丹灯籠(ぼたんどうろう)」など、怪異談68話をのせている。近世怪異小説の祖とい...
おとぎ‐ぼうこ【御伽這子/御伽婢子】
天児(あまがつ)の一。白い練り絹で綿をくるんで、小児の姿に作り、黒糸を髪として左右に垂らした人形。小児の魔よけとした。 [補説]書名別項。→御伽婢子
おとぎ‐ぼうず【御伽坊主】
1 通夜のとき、死者の枕元で経を読む僧。 2 「御伽衆(おとぎしゅう)」に同じ。
お‐とく【御得】
「得1」の美化語。「こちらの方が—です」
お‐とくい【御得意】
1 その人が得意とする技芸などを敬意を込めて、また、丁寧にいう語。また、それをからかっていう語。「どういう歌が—ですか」「また—の講釈が始まった」 2 その店の常連の客。ひいき。顧客。「店の—」
おとく‐かん【御得感】
自分が得をする感じ。もうけた感じ。
お‐ところ【御所/御処】
相手を敬ってその住所・住居をいう語。お住まい。
お‐としだま【御年玉】
新年を祝って贈る金品。主に子供や目下の者などに贈る。《季 新年》