うちゅう‐ふうか【宇宙風化】
宇宙空間で起こる風化。空気がない天体の表面で太陽風、宇宙線、微小隕石の衝突によって岩石や鉱物が変質する作用を指す。月面のほか、探査機はやぶさがサンプル採取を試みた小惑星イトカワの表面で起きている...
うん‐りゅう【雲粒】
《「くもつぶ」とも》雲を構成する、直径数〜数十マイクロメートル程度の微小な水滴や氷の結晶。水蒸気が上昇気流によって上空に運ばれ、凝結・凝固したもの。
エフ‐イー‐ディー【FED】
《field emission display》コンピューターのディスプレーやテレビなどに使われる表示装置の一。電子線を蛍光体にぶつけて発光させる原理はブラウン管と同様だが、画素と同数の微小な電...
えん‐む【煙霧】
1 煙と霧。また、もやや霞(かすみ)。 2 乾いた微小粒子が大気中に浮遊して見通しが悪くなる現象。スモッグ。《季 冬》
おんど‐てきてい【温度滴定】
化学反応の終点を反応熱による溶液の温度変化によって知る滴定方法。微小な温度変化を感知するセンサーを用いる。熱滴定。
オートコリメーター【autocollimator】
コリメーターと望遠鏡を組み合わせた微小な角度の差や振れなどを測定する光学機器。
かいけい‐るい【貝形類】
貝形目の甲殻類の総称。海水・淡水にすみ、体は微小で、貝のように左右2枚の殻に包まれている。ウミホタル・マルカイミジンコなど。貝虫類。貝形虫類。オストラコーダ。
かんせい‐モーメント【慣性モーメント】
1 軸のまわりを回転する物体の慣性の大きさを表す量。物体内の各部分の質量と、その部分から回転軸までの距離の2乗との積を、物体全体にわたって積分したもの。 2 断面内の微小面積と、ある軸までの距離...
ガスかくさん‐ほう【ガス拡散法】
濃縮ウラン製造法の一。天然ウランをガス状の六弗化(ふっか)ウランに変え、超微小孔をもつ隔膜を通し、透過率のわずかな差を利用して、ウラン235と238を分離し、235の比率を約90パーセントまで高める。
キネシン【kinesin】
アデノシン三燐酸を分解して生ずる化学的エネルギーを、力学的エネルギーに変換する酵素(分子モーター)の一種。生命活動に必要なたんぱく質や細胞小器管などを細胞内骨格である微小管に沿って運搬する。