とく‐せい【徳星】
1 吉兆のしるしとしてあらわれる星。 2 徳のある人。賢人。 3 木星の異称。
とくせい‐いっき【徳政一揆】
室町時代、畿内周辺の地侍・都市下層民・農民などが幕府に徳政令の発布を要求して起こした一揆。また、かってに徳政と称して金融業者を襲い、略奪を行うものもあった。
とくせい‐れい【徳政令】
徳政2を適用する対象や条件などを規定した法令。徳政法。
とく‐せん【徳銭】
「有徳銭(うとくせん)」の略。
とく‐そう【得宗/徳宗】
鎌倉幕府の執権北条氏嫡流の当主のこと。北条義時の法名を徳宗といったのにちなむ。鎌倉末期には多くの得宗領と御内人(みうちびと)とよばれる家臣団とを持ち、専制政治を行った。
とく‐そう【徳操】
固く守って変わることのない道徳心。「其の—を傷け、其の人物を下し」〈竜渓・経国美談〉
とく‐たく【徳沢】
恵み。恩沢。「明治維新の—に浴するよう」〈藤村・夜明け前〉
とくだ【徳田】
姓氏の一。 [補説]「徳田」姓の人物徳田球一(とくだきゅういち)徳田秋声(とくだしゅうせい)
とく‐だい【徳大】
「徳島大学」または「徳山大学」の略称。
とくだしゅうせいでん【徳田秋声伝】
野口冨士男による徳田秋声の評伝。昭和40年(1965)刊行。第7回毎日芸術賞受賞。