とく‐よう【徳用/得用】
[名・形動] 1 値段のわりに利益のあること。安くて得なこと。また、そのさま。「—な(の)洗剤」「—品」 2 徳があり、応用の才を備えていること。「汝は坐道場の—を備へたり」〈盛衰記・一〉 3 ...
とく‐り【徳利】
1 酒などを入れる陶製・金属製などの、口の細い容器。銚子。とっくり。 2 《水中に入れると沈むところから》泳げない者をあざけっていう語。かなづち。とっくり。
とく‐ろん【徳論】
倫理学の一部門。徳の本質・種類・実践方法などの考察を中心課題とするもの。
とく‐わか【徳若】
[名・形動ナリ]《「とこわか(常若)」の音変化》「とこわか」に同じ。「殿も—民もゆたかに」〈虎寛狂・松楪〉
とくわかごまんざいしゅう【徳和歌後万載集】
江戸後期の狂歌集。15巻2冊。四方赤良(よものあから)(大田南畝)編。天明5年(1785)刊。「万載狂歌集」の続編。
徳若(とくわか)に御万歳(ごまんざい)
いつも若々しく、長寿を保つようにという意の祝いの言葉。
徳(とく)をもって怨(うら)みに報(むく)いる
《「論語」憲問から》うらみのある者を憎まず、かえって恩恵を施す。
とこ‐まんざい【徳万歳】
[感]子供がくしゃみをしたときにまじないにいう語。
とっ‐か【徳化】
[名](スル)徳によって感化すること。また、徳に感化されること。「民衆を—する」
とっ‐き【徳器】
徳行と器量。才能と徳。