だい‐とこ【大徳】
「だいとく(大徳)2」に同じ。「いと尊き—なりけり」〈源・若紫〉
ち‐とく【地徳】
地にそなわっている徳。大地のめぐみ。天徳・人徳とともに三徳の一。
ち‐とく【知徳/智徳】
1 知恵と人徳。学識と徳行。「—をそなえる」 2 (智徳)仏語。仏の三徳の一。仏が智慧(ちえ)によって一切のものを照らし見通す徳。
ちょうとく【長徳】
平安中期、一条天皇の時の年号。995年2月22日〜999年1月13日。
つうぞく‐どうとく【通俗道徳】
江戸後期から明治期にかけて民衆の間に広まった、勤勉・倹約を主な徳目とする倫理規範。市場経済が徐々に浸透するなか、家や村が没落しないよう自己を律する生活規範として浸透した。
てい‐とく【帝徳】
天子の威徳。帝王の徳行。
てん‐とく【天徳】
1 天の徳。万物をはぐくむ自然のはたらき。 2 天子の徳。
てんとく【天徳】
平安中期、村上天皇の時の年号。957年10月27日〜961年2月16日。
とく【得】
[名・形動] 1 (「徳」とも書く)利益を得ること。もうけること。有利であること。また、そのさま。「一文の—にもならない」「—な性分」⇔損。 2 成就すること。成功すること。「つつしめるは—の本...
とく【徳】
1 精神の修養によってその身に得たすぐれた品性。人徳。「—が高い」「—を修める」→徳目 2 めぐみ。恩恵。神仏などの加護。「—をさずかる」「—を施す」 3 ⇒得(とく)1 4 富。財産。「—いか...