こくみん‐どうとく【国民道徳】
1 ある国民に固有の道徳。 2 国民として守らなければならない道徳。
こ‐とく【古徳】
昔の、徳をつんだ人。昔の聖(ひじり)。
こん‐とく【坤徳】
1 地の徳。→乾徳(けんとく) 2 皇后の徳。→乾徳(けんとく)
ご‐とく【五徳】
1 五つの徳目。温・良・恭・倹・譲(「論語」)、智・信・仁・勇・厳(「孫子」)など。 2 金属や陶器で作った3本または4本脚のある輪。火鉢や炉の火の上にかぶせて立て、やかんや鉄瓶などをかける。 ...
さい‐とく【才徳】
才知と徳行。
さく‐とく【作得/作徳】
1 自作農が、年貢米を納めた残りの得分。 2 地主が小作人から受け取る小作米。小作料。
さん‐たっとく【三達徳】
《「礼記」中庸から》時代や身分を超えて、どんな場合にも通じる三つの徳。智・仁・勇をさす。
さん‐とく【三徳】
1 人、または君主として守るべき三つの徳目。「中庸」で説かれた、智・仁・勇など。 2 仏語。 ㋐仏果にそなわる三つの徳。衆生に恵みを与える恩徳、煩悩(ぼんのう)を断ち切る断徳、智慧をもって平等に...
しち‐とく【七徳】
1 《「春秋左氏伝」宣公一二年から》抗争・軍事に関する七つの徳。武力行使を禁じ、武器をしまい、大国を保全し、君主の功業を固め、人民の生活を安定させ、大衆を仲良くさせ、経済を繁栄させること。 2 ...
しっ‐とく【失徳】
道徳に外れること。徳に背いた行いをすること。また、その行い。