いまさら‐め・く【今更めく】
[動カ五(四)] 1 今となってはもう遅すぎる気がする。「こんなことを言っても—・いて聞こえるでしょうが」 2 事新しい気がする。「海の眺望、二千里の外も残りなき心地する、—・きたり」〈増鏡・新島守〉
いま‐の‐ほど【今の程】
1 今のうち。今こうしている間。現在。「御心地悩ましとて、—うち休ませ給へるなり」〈源・宿木〉 2 今のように。これほど。「—返事をするに聞き付けぬ」〈虎寛狂・悪太郎〉
イラクリア‐とう【イラクリア島】
《Irakleia/Ηράκλεια》ギリシャ南東部、エーゲ海に浮かぶ島。キクラデス諸島に属し、ナクソス島とイオス島の間に位置する。中心地はパナギア。古代ギリシャ時代の城塞や神殿の遺跡が残ってい...
イラクリオン【Iraklion/Ηράκλειον】
ギリシャ南部、クレタ島の港湾都市。イタリア語、およびトルコ語での呼称はカンディア。同島中央部の北岸に位置し、エーゲ海に臨む。9世紀頃にアラブ人が町を建設し、ビザンチン帝国、ベネチア共和国の領土と...
イラプアト【Irapuato】
メキシコ中部、グアナフアト州の都市。首都メキシコシティーの北西約270キロメートル、標高約1720メートルの盆地に位置する。穀倉地帯の中心地で、トウモロコシ、小麦などの集散地となっている。イチゴ...
いろ‐あい【色合(い)】
1 色彩のぐあい。色の加減。色調。「着物の—」 2 物事の感じやぐあい。傾向。「事件は迷宮入りの—をおびてきた」 3 顔の色つや。顔色。「—心地よげに、声いたう枯れてさへづりゐたり」〈源・玉鬘〉
いろ‐ざし【色差(し)】
《「いろさし」とも》 1 色をつけること。彩色。着色。 2 顔などの色つや。色のぐあい。「御—まことにめでたく御心地よげに見えさせ給ひけるが」〈沙石集・一〉
いろ‐ふし【色節】
1 晴れがましい行事。また、その折。「下仕(しもつか)へ、手振りなどが具し行けば、—にいでたらむ心地していまめかし」〈かげろふ・上〉 2 色調。色彩。「万(よろづ)の物の綺羅、飾り、—も、夜のみ...
いわれ【磐余】
奈良県桜井市南部の古地名。5、6世紀ごろの大和国家の政治の中心地。[歌枕]「つのさはふ—も過ぎず泊瀬山(はつせやま)何時(いつ)かも越えむ夜はふけにつつ」〈万・二八二〉
イングランド【England】
1 英国のグレートブリテン島の中南部を占める地方。同国の政治・経済の中心地。鉄鉱石・石炭を産し工業が発達。 2 英国のこと。 [補説]「英蘭」とも書く。