しん‐きょう【心境】
その時の気持ち。心の状態。心持ち。「—を語る」「複雑な—」
じょう‐し【情思】
思い。心持ち。特に、恋しい思い。恋心。「人耳多くして—を吐露する能わざるを以て」〈織田訳・花柳春話附録〉
すわり‐ごこち【座り心地】
座ったり腰掛けたりしたときの心持ち。また、ある地位などについたときの気分。「—のいいポスト」
せい‐かく【醒覚】
[名](スル)めざめること。めざめさせること。また、迷いなどから立ち直ること。覚醒。「僕はこの時たちまち—したような心持ちがした」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉
ぜん‐ぜん【冉冉】
[ト・タル][文][形動タリ]しだいに進んでいくさま。また、徐々に侵していくさま。「白雲の自然に岫(しゅう)を出でて—たる如き心持ちで一局を了してこそ」〈漱石・吾輩は猫である〉
そら【空/虚】
[名] 1 頭上はるかに高く広がる空間。天。天空。「東の—が白む」「鳥のように—を飛び回りたい」「—高く舞い上がる」 2 晴雨などの、天空のようす。天候。空模様。「今にも降り出しそうな—」 3...
箍(たが)を締(し)・める
ゆるんだ規律や心持ちを引き締める。「連勝に浮かれる選手たちの—・める」
たび‐ごころ【旅心】
1 旅をしているときの心持ち。旅の心。旅情。たびごこち。「—を味わう」 2 旅に出たいと思う気持ち。「—を誘われる」
にが‐み【苦み/苦味】
1 苦いこと。苦い味。苦い度合い。「—の強いコーヒー」 2 不愉快な心持ち。つらい心情。「万の感情はさらりと消えて、唯—のみ残りしなり」〈蘆花・不如帰〉 3 渋さを含んでひきしまった感じのするこ...
みょうが‐せん【冥加銭】
「冥加金」に同じ。「—は沢山に、お心持ちしだい」〈滑・膝栗毛・六〉