心(こころ)の鬼(おに)が身(み)を責(せ)める
良心に責められる。
こころ‐の‐かて【心の糧】
精神を豊かにするのに役立つもの。「—となる書物」
こころ‐の‐ケア【心のケア】
病気・事故・犯罪・災害などで危機的状況を経験したために起こる心身の問題を予防したり、その回復を援助したりする活動。
こころ‐の‐こえ【心の声】
内心で思っていることや考えていること。また、声には出さずにいる思い。「—に耳を傾ける」
こころ‐の‐こおり【心の氷】
不安や心配事などの解けがたい状態を氷にたとえていう語。心のしこり。「忠兵衛は世を忍ぶ—三百両」〈浄・冥途の飛脚〉
こころ‐の‐こま【心の駒】
「心の馬」に同じ。「—は日に千度(ちたび)、恋しき方に走り井の」〈浄・蝉丸〉
こころ‐のこり【心残り】
[名・形動]あとに思いが残ってすっきり思い切れないこと。また、そのさま。未練。「—なのは幼い子供を残していくことだ」
こころ‐の‐さる【心の猿】
《「心猿」を訓読みにした語》煩悩(ぼんのう)が激しく抑えがたいことを、落ち着きのない猿にたとえていう語。→意馬心猿(いばしんえん)「—の悪戯にて縺初(もつれそめ)し恋の緒(いとぐち)のむかしがた...
こころ‐の‐じゅんび【心の準備】
これから起こりうる事態を予想し、それを受け止める気持ちをもっておくこと。心構え。心用意。
こころ‐の‐すぎ【心の杉】
まっすぐな心を杉にたとえていう語。また、変わらない心を常緑樹の杉にたとえていう語。「誰ぞこの三輪の檜原(ひばら)も知らなくに—の我を尋ぬる」〈新古今・恋一〉