しょ‐ほっしん【初発心】
初めて菩提(ぼだい)を求める心を起こして仏門に入ること。「高尾殿の替りに死せしお幾が為の—」〈浄・先代萩〉
しん【心】
1 精神。こころ。また、こころの奥底。「—、技、体のそろった力士」「—の強い人」→心(しん)から 2 (多く「芯」と書く)もののなか。中央。中心。 ㋐内部の奥深いところ。「からだの—まで冷える」...
しん【心】
[音]シン(呉)(漢) [訓]こころ [学習漢字]2年 〈シン〉 1 五臓の一。心臓。「心悸・心筋・心室/腹心・狭心症」 2 こころ。精神。「心境・心魂・心情・心身・心配・心理/安心・一心・改...
しん【真】
1 うそや偽りでないこと。にせものでないこと。本当。真実。ほんもの。「—の芸術」「—の勇気」 2 まじりけがないこと。本来の意味どおりであること。「—の紅」「—の正方形」 3 道理として正しいこ...
しん‐しん【神心】
「心神(しんしん)」に同じ。「—衰弱し、天賦の良智も之が為に紛擾(ふんじょう)す」〈織田訳・花柳春話〉
しん‐しん【身心/身神】
《古くは「しんじん」とも》「心身(しんしん)」に同じ。「—を粉に砕いて」〈菊池寛・恩讐の彼方に〉
しん‐じん【信心】
[名](スル)神仏を信仰する心。また、加護や救済を信じて、神仏に祈ること。「—が足りない」「—を起こす」「—深い」
じき‐しん【直心】
仏語。正しくまっすぐな心。正直心。即心。
じく‐しん【軸心】
中心になる軸。軸の中心。
じ‐しん【二心/弐心】
「にしん(二心)」に同じ。「我忠を尽し国に報じ、死して—なきを明にし」〈東海散士・佳人之奇遇〉