ひつ‐ぜん【必然】
[名・形動]必ずそうなること。それよりほかになりようのないこと。また、そのさま。「—の帰結」「なまけたのだから不合格は—だ」⇔蓋然(がいぜん)/偶然。
ひつぜん‐せい【必然性】
1 必ずそうなると決まっていて、それ以外にはありえないという要素・性質。「—に欠けるストーリー」「—がある」 2 哲学の用語。 ㋐(自然的必然性)自然現象が法則性・因果性によっていること。 ㋑(...
ひつぜん‐てき【必然的】
[形動]必ずそうなるさま。「—な結果」
ひつぜん‐はんだん【必然判断】
論理学で、判断の様相の一。主語と述語の関係が必然性をもつことを示す判断。「sは必ずpである」という形式をとる。→実然判断 →蓋然(がいぜん)判断
ひつぜん‐ろん【必然論】
⇒決定論(けっていろん)
ひつ‐どく【必読】
必ず読まなくてはならないこと。読む必要があること。「万人—の書」
ひつ‐ばつ【必罰】
罪ある者は必ず罰すること。「信賞—」
ひつ‐び【必備】
[名](スル)必ず備えなければならないこと。備える必要のあること。「—すべき薬」
ひつ‐めつ【必滅】
[名](スル)必ずほろびること。「生者(しょうじゃ)—会者(えしゃ)定離(じょうり)」
ひつ‐よう【必用】
[名・形動]必ず用いなくてはいけないこと。なくてはならないこと。また、そのさま。「学問には文字を知ること—なれども」〈福沢・学問のすゝめ〉