くうや‐き【空也忌】
空也上人が東国教化のため出寺した11月13日を忌日として、京都の空也堂で修する法会。空也念仏を唱えながら京都市中を回る。《季 冬》
けん‐き【嫌忌】
[名](スル)《「けんぎ」とも》いみきらうこと。ひどくいやがること。「潔癖な音楽家から軽視されあるいは—されるのも」〈寅彦・蓄音機〉
げんばく‐き【原爆忌】
「原爆の日」に同じ。《季 夏》
こ‐き【国忌】
「こっき(国忌)」に同じ。
こっ‐き【国忌】
皇祖・先帝・母后などの命日。政務を休み、仏事を行い、歌舞を慎んだ。こき。「二十九日、—なりければ御神楽(かぐら)止められ」〈盛衰記・四四〉
ご‐き【御忌】
「ぎょき(御忌)」に同じ。
ご‐しょうき【御正忌】
故人を敬って、その祥月命日をいう語。 浄土真宗の開祖親鸞(しんらん)の忌日に行う法会。忌日は陰暦11月28日。法会の日程は、大谷派の陽暦11月21日から28日、本願寺派の陽暦1月9日から16...
さい‐き【猜忌】
ねたましく思ってきらうこと。「—の念を拭(ぬぐ)えない」
さんう‐き【傘雨忌】
久保田万太郎(俳号、傘雨)の忌日。5月6日。《季 夏》
さんかい‐き【三回忌】
人の死後満2年、数えて3年目の忌日。また、その日に行う法事。一回忌の翌年をいう。三周忌。三年忌。