しではら‐やき【志手原焼】
兵庫県三田(さんだ)市志手原から産した陶器。三田焼の先駆。宝暦・明和(1751〜1772)のころ、小西金兵衛の創始になり、青磁・染め付け・呉須赤絵・色絵などを焼いたという。
しとさか‐とうげ【志戸坂峠】
《「しどざかとうげ」とも》鳥取県・岡山県の県境にある峠。標高581メートル。鳥取県八頭(やず)郡智頭(ちづ)町と岡山県英田(あいだ)郡西粟倉(にしあわくら)村の境に位置する。鳥取県内では最古の峠...
しとろ‐やき【志戸呂焼】
遠江(とおとうみ)国志戸呂から産した瀬戸焼ふうの陶器。寛永年間(1624〜1644)小堀遠州の意匠を導入。遠州七窯(えんしゅうなながま)の一。
しど【志度】
香川県さぬき市の地名。志度寺・平賀源内旧邸がある。
しどうけん【志道軒】
⇒深井志道軒(ふかいしどうけん)
しどうじ【志度寺/志渡寺】
浄瑠璃「花上野誉石碑(はなのうえのほまれのいしぶみ)」の四段目の通称。田宮坊太郎の乳母お辻が、わが身を捧げて、坊太郎の敵討ち成就を金毘羅(こんぴら)権現に祈願する場面。歌舞伎では「しどでら」。
しどう‐は【師堂派/志道派】
平曲の流派の一。室町時代、一方(いちかた)流から分かれ、疋田仙一(ひきたせんいち)を祖として起こったもの。
しど‐じ【志度寺】
香川県さぬき市にある真言宗の寺。山号は補陀落山。推古天皇33年(625)ころの開創と伝える。謡曲「海人」は当寺の縁起による。四国八十八箇所第86番札所。しどでら。
しど‐やき【志度焼】
江戸時代、宝暦年間(1751〜1764)に平賀源内が讃岐(さぬき)国志度(香川県さぬき市)で始めた交趾(コーチ)焼ふうの陶器。源内焼。
しの【志野】
「志野焼」の略。