ちゅうぎ‐づら【忠義面】
「忠義顔」に同じ。
ちゅう‐くん【忠君】
主君に忠義を尽くすこと。
ちゅうくん‐あいこく【忠君愛国】
主君に忠義を尽くし、国を愛すること。
ちゅう‐けん【忠犬】
飼い主に忠実な犬。また、忠義な犬。「—ハチ公」
ちゅうけん‐はちこう【忠犬ハチ公】
東京帝大教授、上野英三郎の飼い犬ハチのこと。主人の死後も渋谷駅前でその帰りを待ち続けたという。昭和初期に美談として話題になった。
ちゅう‐げん【忠言】
まごころからいさめる言葉。忠告の言葉。「友の—に耳を傾ける」
忠言(ちゅうげん)耳(みみ)に逆(さか)らう
《「史記」淮南王伝などから》忠告の言葉は、とかく相手の感情を害して、すなおに聞き入れられない。
ちゅう‐こう【忠孝】
忠と孝。忠義と孝行。「—の士」
ちゅうこう‐いっぽん【忠孝一本】
忠義と孝行は根本では同一の道徳であるとする説。近世後期、水戸学派の説いたもの。
ちゅうこう‐りょうぜん【忠孝両全】
忠と孝とを、ともに完全に行うこと。また、忠と孝は本質的に同じものであるから、孝行が完全ならば忠義も全うできるということ。