うた・く
[動カ四]ほえる。うなる。「その猪怒りて、—・き寄り来つ」〈記・下〉
うっ‐せき【鬱積】
[名](スル) 1 不平不満や怒りなどの感情が、はけ口のないままに心の中に積もっていること。「心中に—した憤懣(ふんまん)」 2 出口をふさがれて、内に滞りたまること。「—した疲労」
うっ‐ぷん【鬱憤】
外へ出さないで心の中に抑えている怒りや恨み。また、そういう気持ちが積もること。「—を晴らす」「善忠が所領を取りて左馬の助に申し与へんとするを—する折節なり」〈太平記・三五〉
え‐づら【絵面】
1 絵や写真、映像などの見た目。また、そこから受ける感じ。「—はいいがストーリーに深みがない」「彼が映ると—が引き締まる」 2 人や物の外見。情景。「彼女の料理は—が強烈だ」「父が怒り散らす—が...
えら【豪】
《形容詞「えら(偉)い」の語幹から》 1 はなはだしいこと。すぐれていること。「こちとらが夕べの働き、—ぢゃぞえ」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記〉 2 名詞・形容詞語幹の上に付き接頭語的に用いて、...
おこり‐じょうご【怒り上戸】
酒に酔うと怒りっぽくなる性質。また、そういう人。
おこりん‐ぼう【怒りん坊】
少しのことでもすぐ怒る人。怒りっぽい人。気短な人。おこりんぼ。
おこ・る【怒る】
[動ラ五(四)]《「起こる」と同語源。感情が高まるところから》 1 不満・不快なことがあって、がまんできない気持ちを表す。腹を立てる。いかる。「真っ赤になって—・る」 2 よくない言動を強くとが...
おさえ‐つ・ける【押(さ)え付ける/抑え付ける】
[動カ下一][文]おさへつ・く[カ下二] 1 しっかり押さえて、相手が自由に動けないようにする。「首ねっこを—・ける」 2 圧力を加えて相手の動きを封ずる。「少数意見を—・ける」 3 心の動揺な...
おとたちばな‐ひめ【弟橘媛】
日本武尊(やまとたけるのみこと)の妃(きさき)。尊の東征に従い、相模から上総に渡るとき、海が荒れたので、海神の怒りを鎮めるために尊の身代わりに海に身を投じたと伝える。橘媛。