あつら・える【誂える】
[動ア下一][文]あつら・ふ[ハ下二] 1 自分の思いどおりに作らせる。注文して作らせる。「洋服を—・える」「寿司を—・える」 2 人に頼んでさせる。「佐用氏(さようじ)にゆきて老母の介抱(いた...
アドホック‐テスト【ad hoc test】
《ad hocは「暫定的な」の意》コンピューターのシステム開発において、事前にテストケースを設定しないテスト。通常は行わない操作や不具合が起こりそうな操作を、テスト担当者がその場の思いつきで行っ...
豈(あに)図(はか)らんや
(多く文末を「とは」で結ぶ)全く思いがけないことが起こったという気持ちを表す。意外にも。「—彼が犯人であったとは」
あねご‐はだ【姉御肌/姐御肌】
思い切りがよく、さっぱりしていて面倒見がよい女性の気性。
あぶらや‐おこん【油屋お紺】
歌舞伎狂言「伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)」の女主人公。伊勢古市油屋の遊女。愛人福岡貢(みつぎ)が探している名刀の鑑定書を得るために、貢に心にもない愛想づかしを言う。思い違いをした貢は...
あま‐ずっぱ・い【甘酸っぱい】
[形] 1 甘みと酸味のまじった味やにおいである。「オレンジの—・い香り」 2 楽しさと物悲しさとが入りまじった気持ちである。「—・い初恋の思い出」
あやにく‐が・る【生憎がる】
[動ラ四]思いどおりにならずに、いやがる。いかにも迷惑そうな態度をとる。「舞をせさせ奉らむとて、習はせ給はむほども、—・り、すまひ(=拒ミ)給へど」〈大鏡・道兼〉
あやま・る【誤る/謬る】
[動ラ五(四)] 1 やりそこなう。失敗する。「機械の操作を—・る」 2 まちがった判断や予測をする。思いちがいをする。「進むべき道を—・る」 3 正しくない方向に導く。「後人を—・るような言動...
あら‐ぬ【有らぬ】
[連体]《動詞「あり」の未然形+打消しの助動詞「ず」の連体形から。そうあるはずではない事柄をさしていう》 1 違った。別の。無関係の。「—方向に走り去る」 2 意外な。思いもかけない。「—うわさ...
あらぬ‐こと【有らぬ事】
[連語] 1 思いもよらないこと。「—を口走る」 2 あってはならないこと。よからぬこと。「—を想像する」