難(なん)に臨(のぞ)んで遽(にわ)かに兵(へい)を鋳(い)る
《「晏子春秋」雑上から》戦争が起こってから急いで武器を作る。事が起こってからあわてて準備をしても間に合わないというたとえ。
にわか‐じこみ【俄仕込み】
1 商品を必要になってから急いで仕込むこと。また、その商品。 2 間に合わせるために大急ぎで覚えること。また、そのもの。「—の英会話」「—の隠し芸」
にわか‐づくり【俄作り】
間に合わせに急いで作ること。にわかごしらえ。「—の土俵」
ネオピカレスク‐ノベル【neo-picaresque novel】
1950年代の英国で、社会機構に組み込まれることを拒否する若者たちの反抗的な気分を軽快に描いた一群の小説に対する呼称。ジョン=ウェインの「急いで下りろ」など。新悪漢小説。
はし‐ごく【走ごく】
《「はしりごくら」の音変化》急いで駆けること。また、駆けくらべをすること。かけっこ。競走。「祖父様(ぢさま)何ぢゃと、—で出で来る子供」〈浄・手習鑑〉
はしら・せる【走らせる】
[動サ下一][文]はしら・す[サ下二] 1 走るようにして急いで行かせる。「車を—・せる」「使いを—・せる」 2 すらすらとよどみなく動かす。「原稿用紙にペンを—・せる」「書類に目を—・せる」 ...
はしり‐がき【走り書(き)】
[名](スル)筆を走らせて急いで書くこと。また、その書いたもの。「—のメモを残す」
はしり‐よみ【走り読み】
[名](スル)急いで、ひととおり読むこと。「手紙を—する」
はせ‐むか・う【馳せ向(か)う】
[動ワ五(ハ四)]走っておもむく。急いで行く。「救助隊が現場に—・う」
早(はや)い所(ところ・とこ)
急いで。手早く。「—知らせよう」