こゆるぎ‐の【小余綾の】
[枕]歌枕の「小余綾(こゆるぎ)の磯」から、磯と同音を有する「急ぐ」「五十(いそぢ)」にかかる。こよろぎの。「—急ぎ出でてもかひなかりけり」〈拾遺・恋四〉
さっ‐きゅう【早急】
[名・形動]非常に急ぐこと。また、そのさま。至急。そうきゅう。「—な処置が望まれる」「—に対策を講じる」
し‐きゅう【至急】
1 非常に急ぐこと。大急ぎ。「—の用件」「—お帰りください」「—便」 2 「至急電報」の略。
し‐むけ【仕向け】
1 人への対し方。待遇。しうち。「冷たい—を受ける」 2 商品などを先方にあてて送ること。発送。「品物の—を急ぐ」
しら‐まゆみ【白真弓/白檀弓】
[名] 1 マユミで作った白木の丸木弓。 2 「白巻弓(しらまきゆみ)」に同じ。 [枕]弓を張る・射る・引くなどの意から、「はる」「い」「いる」「ひ」「ひく」「かへる」などにかかる。「—いま...
すみ‐や・く【速やく】
[動カ四]《形容動詞「すみやか」の動詞化》急ぐ。いらだつ。気がせく。「君をわが思ふ心は大原やいつしかとのみ—・かれつつ」〈詞花・恋下〉
せい‐ぼ【歳暮】
1 年の暮れ。年末。歳末。さいぼ。 2 (多く「お歳暮」の形で)世話になった人などに年末に贈り物をすること。また、その贈り物。《季 冬》「ひたすらに—使ひの急ぐなり/松浜」
せき‐こ・む【急き込む】
[動マ五(四)]心がせいて、いらだつ。ひどく急ぐ。「—・んで聞く」
せん‐しょう【先勝】
[名](スル) 1 何回も行う試合で、まず最初に勝つこと。「日本シリーズに—する」 2 暦注の六曜の一。万事急ぐをよしとし、午前を吉、午後を凶とする日。先勝日。せんかち。
そこ‐そこ
[副] 1 (多く「…もそこそこに」の形で)ある事を十分しおえないで先を急ぐさま。「食事も—に出かける」 2 十分ではないが一応のレベルにあるさま。「—の評判を得る」 [接尾]数量を表す語に...