ちゅうや‐けんこう【昼夜兼行】
昼も夜も休まず道を急ぐこと。また、昼夜の区別なく、物事を続けて行うこと。「—の突貫工事」
とり‐いそぎ【取(り)急ぎ】
《「取り急ぐ」の連用形。副詞的に用いて》「いそぎ」を強めていう語。手紙文に用いる。「—一筆申し上げます」
どっぱ‐さっぱ
[副](「とっぱさっぱ」とも)せわしく立ち騒ぐさま。あわただしく急ぐさま。「日比は—とどしめけど」〈浄・忠臣蔵〉
なか【中】
1 空間的に仕切られた物の内側。内部。「建物の—に入る」「部屋の—が丸見えだ」 2 中央。まんなか。「込み合いますから—へお詰め下さい」 3 二つの物事のあいだ。中間。また、中庸。「ハムを—に挟...
なが‐ごと【長言】
長々と話をすること。長話。「にくきもの。急ぐことある折に来て—する客人(まらうど)」〈枕・二八〉
にってい‐とうそう【日程闘争】
国会の審議日程をめぐる与野党の駆け引きをいう。日本では、会期中に議決に至らなかった案件は廃案となるため、可決を急ぐ与党は審議を早く進めて採決に持ち込もうとし、野党は引き延ばして廃案に追い込もうとする。
はし‐お・る【端折る】
[動ラ五(四)]「はしょる」に同じ。「そんなに先を急ぐなら、道中は—・って」〈紅葉・二人女房〉
は・せる【馳せる】
[動サ下一][文]は・す[サ下二] 1 速く走る。駆ける。また、馬・車などを速く走らせる。「車を—・せて急ぐ」 2 気持ちや考えを遠くに至らせる。「故郷に思いを—・せる」 3 名前などを広く行き...
はな‐の‐こころ【花の心】
1 花に心があるものとしていう、その心。「うちはへて春はさばかりのどけきを—や何急ぐらむ」〈後撰・春下〉 2 花に寄せる思い。「春の歌、—など、さ言ふ言ふも」〈枕・二三〉
はや‐あし【早足/速歩】
1 歩き方の速いこと。速い足どりで歩くこと。「駅まで—で急ぐ」 2 (「速歩」と書く)馬術で、1分間210メートルの速度を基準とする駆け方。トロット。