ぐたい‐せい【具体性】
直接に知覚できる、具体的な形・内容をもっていること。「—に欠ける」
けいこう‐せい【傾光性】
光の強さの変化が刺激となって、植物の一定部分が固有の反応を示す運動。傾性の一つ。タンポポの花の開閉などにみられる。光傾性。
けいこう‐せい【傾向性】
《(ドイツ)Neigung》 1 倫理学で、広義には性向の意。カントでは習慣的になった感覚的欲望の意で、これに基づく行為にはたとえ道徳法則と外面上合致しても道徳的価値はないとされ、理性と対立する...
けいざいてき‐ごうりせい【経済的合理性】
経済的な価値基準に沿って論理的に判断した場合に、利益があると考えられる性質・状態。
けいしょく‐せい【傾触性】
物体の接触によって起こる植物の傾性。モウセンゴケなどの捕虫葉の腺毛にみられ、先端に他の物が触れると、葉の中心部に向かって屈曲する。
けいしん‐せい【傾震性】
震動が刺激となって起こる傾性。オジギソウ・ハエジゴクの葉などにみられる。震動傾性。
けいじょう‐だんせい【形状弾性】
物体の体積変化を伴わない変形に従って現れる弾性。ずれ弾性があり、個体の弾性には必ず含まれる。→体積弾性
けい‐せい【傾性】
植物が外界からの刺激を受けると、その刺激源の方向に関係なく、一定の方向に屈曲する性質。刺激源の種類によって傾光性・傾触性・傾熱性などがある。→屈性
けん‐しょう【見性】
[名](スル)仏語。自己に本来備わっている本性を見究めること。禅宗の用語。「私が三年前夢中になって坐って—した所なのです」〈森田草平・煤煙〉
けん‐せい【顕性】
同時に発現することのない対立形質をもつ両親の交配により、雑種第一代に現れる形質。ドミナント。⇔潜性。 [補説]かつては「優性」と称した。→優性[補説]