しい‐せい【恣意性】
《(フランス)arbitraire》ソシュールの用語。言語記号の記号表現(能記)と記号内容(所記)との結びつきが恣意的であるということ。→能記 →所記
しきょう‐せい【示強性】
物質や場で、系の状態を表す状態量が、系の大きさに依らない性質。温度や圧力のように、系の大きさが2倍、3倍になっても、状態量が変わらない性質のことを指す。また、このような状態量を示強変数という。⇔...
しこう‐せい【志向性】
《(ドイツ)Intentionalität》現象学で、すべての意識は常にある何ものかについての意識であるという、意識の特性をいう。指向性。
しこう‐せい【指向性】
1 音波・電波などの強さが、方向によって異なる性質。また、音波・電波などの受信装置の感度が、方向によって異なる性質。→指向性アンテナ 2 「志向性」に同じ。
しこう‐せい【指行性/趾行性】
哺乳類の歩行の形式の一。指骨部だけを地面につけて歩く型。犬・猫などにみられる。
システム‐ぞくせい【システム属性】
《system attribute》ウインドウズ系のオペレーティングシステム(OS)において、ファイルに付与される属性の一。アプリケーションソフトではなく、OS自体がそのファイルを使用したり、O...
し‐せい【資性】
生まれつきの性質や能力。資質。天性。
し‐せい【雌性】
生物の雌に共通している性質。⇔雄性(ゆうせい)。
しぜん‐の‐せいいつせい【自然の斉一性】
《uniformity of nature》自然は同一条件のもとでは同様の性質・組織をもち、同様の変化をするということ。帰納的推理を可能にする条件として仮定される。
しぜん‐ひつぜんせい【自然必然性】
自然法則のもつ必然性。原因の性質によって、運動の方向が決定されているということ。倫理的な「当為の必然性」に対する語。因果的必然性。