じん‐せい【人性】
人間のもっている自然の性質。「もし単に快楽のみを目的とする人があったならば反って—に悖(もと)った人である」〈西田・善の研究〉
じん‐せい【靭性】
固体のもつ性質の一。材質の粘り強さ。外力によって破壊されにくい性質。
すいこう‐せい【水硬性】
セメント類などで、水との化学反応で硬化がすすむ性質。硬化後も水中では強度が低下しない。ポルトランドセメント、アルミナセメントなどが知られる。→気硬性
すい‐せい【水性】
1 水の性質。水質。 2 水に溶けやすい性質をそなえていること。水溶性。「—のフェルトペン」→油性(ゆせい)
すいぶん‐くっせい【水分屈性】
⇒屈湿性
すいよう‐せい【水溶性】
ある物質がもっている、水に溶ける性質。「—ビタミン」
すう‐せい【趨性】
⇒走性(そうせい)
すけべい‐こんじょう【助平根性】
1 好色で、いやしい性質。「—を丸出しにする」 2 欲張っていろいろな物事に手を出したがる気持ち。「—を起こして大損をする」
す‐じょう【素性/素姓/素生/種姓】
1 血筋。家柄。また、生まれ育った境遇。生まれ。育ち。「—を明かす」「氏(うじ)—」 2 来歴。身もと。 3 出所。由緒。いわれ。「—の確かな品」
すだのはるげいしゃかたぎ【隅田春妓女容性】
歌舞伎狂言。世話物。3幕。初世並木五瓶作。寛政8年(1796)江戸桐座初演。恩人の娘を助けようとした侠客(きょうかく)、梅の由兵衛(よしべえ)の悲劇を描く。通称「梅の由兵衛」。