は・じる【恥じる/羞じる/慙じる/愧じる】
[動ザ上一][文]は・づ[ダ上二] 1 恥ずかしいと思う。面目なく思う。「世間に—・じる」「軽率な発言を—・じる」 2 (多く打消しの形で用いる)名誉などを傷つける。ひけをとる。「学校の名に—・...
恥(はじ)を掻(か)・く
人前で恥ずかしい思いをする。面目を失う。「人の名前を読み違えて—・く」
恥(はじ)を見(み)・す
恥をかかせる。恥ずかしい目にあわせる。「ここらの公人(おほやけびと)に見せて—・せむ」〈竹取〉
はず・い
[形]俗に、恥ずかしい。「告白なんて—・くてできない」
はもじ・い【は文字い】
[形]《名詞「は文字」の形容詞化。近世語》恥ずかしい。「—・い事のありたけを言はしておいて」〈浄・苅萱桑門〉
はれ‐がまし・い【晴れがましい】
[形][文]はれがま・し[シク] 1 表立って華やかである。晴れやかで誇らしげである。「—・い席に着く」「授賞式に臨む—・い姿」 2 表立ちすぎていて気恥ずかしい。「こんな大層な集まりは—・い」...
ま‐ばゆ・い【目映ゆい/眩い】
[形][文]まばゆ・し[ク] 1 光が明るすぎて、まともに見られない。まぶしい。「—・い朝の光」 2 まともに見られないほどきらびやかで美しい。「—・いばかりの宮殿」 3 恥ずかしい。てれくさい...
みえ‐にく・い【見え難い】
[形][文]みえにく・し[ク] 1 見にくい。よく見えない。「濃い霧がかかって向こう岸が—・い」 2 会うのが恥ずかしい。「この人の御様の…恥づかしげに—・き気色も」〈源・総角〉
め‐はずか・し【目恥づかし】
[形シク]人に見られるのが恥ずかしい。また、相手がりっぱで気恥ずかしい。「随分—・しき者どもにてある者を」〈保元・中〉
もの‐つつま・し【物慎まし】
[形シク]何となくはばかられる。何となく恥ずかしい。「たち聞き、かいまむ人のけはひして、いといみじく—・し」〈更級〉