息(いき)を詰(つ)・める
「息を凝(こ)らす」に同じ。「—・めて勝負の成り行きを見守る」
息(いき)を抜(ぬ)・く
物事の途中でひと休みする。「強豪との対戦が続き、—・くことができない」
息(いき)を延(の)・ぶ
安心してほっとする。「—・べ給ひてぞ、悲しき事もおぼされける」〈源・夕顔〉
息(いき)を呑(の)・む
おそれや驚きなどで一瞬息を止める。「思わず—・む美しさ」
息(いき)を弾(はず)ま・せる
運動したり興奮したりして、激しい息づかいをする。「—・せて報告する」
息(いき)を引(ひ)き取(と)・る
呼吸が止まる。死ぬ。「眠るように—・る」
息(いき)を潜(ひそ)・める
そこにいると分からないように、息をおさえてじっとしている。「物陰に隠れて—・める」
息(いき)を吹(ふ)き返(かえ)・す
1 生き返る。 2 だめになりそうだったものが立ち直る。「再開発で町が—・す」
いこ・う【憩う/息う】
[動ワ五(ハ四)]ゆったりとくつろぐ。休息する。「緑陰に—・う」 [可能]いこえる [動ハ下二]休ませる。休める。やわらげる。「木々の下には、下ごとに翠帳をたれて行客の苦しみを—・へ」〈海道記〉
いぶき
温室効果ガス観測技術衛星の愛称。宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))、環境省、国立環境研究所が平成21年(2009)1月に打ち上げた。高度666キロの上空から地上5万6000か所を観測し...