はな‐あらし【鼻嵐】
嵐のように激しい鼻息。「並ぶ轡の間から—が立って」〈漱石・幻影の盾〉
はな‐いき【鼻息】
1 鼻でする息。 2 意気込み。「すごい—で試合に臨む」 3 人の機嫌。人の意向。
鼻(はな)が高(たか)・い
誇らしい気持ちである。得意である。「りっぱな息子を持って私も—・い」
はな‐こきゅう【鼻呼吸】
鼻から息を吸ったり吐いたりすること。口を使わずに鼻で呼吸すること。→口呼吸
はなのたに‐こくりつこうえん【花の谷国立公園】
《Valley of Flowers National Park》インド北部、ウッタラカンド州にある国立公園。ヒマラヤ山脈西部に位置する。ユキヒョウやジャコウジカが生息するほか、幻の花とされる青...
はな‐ぶえ【鼻笛】
1 鼻で息を吹き込んで鳴らす笛。フィリピンのトガリなど。 2 口を閉じて鼻から声を出すこと。→鼻笛を吹く 3 呼ぶ子の笛。「腰より—取り出だし、吹かんとするを」〈浄・栬狩剣本地〉
ハナレイ【Hanalei】
米国ハワイ州、カウアイ島北部の町。ハナレイ湾に面する。ハナレイ川上流の渓谷は希少な水鳥の生息地で、国定野生動物保護区に指定。
はは【母】
《原題、(ロシア)Mat'》ゴーリキーの長編小説。1907年刊。労働運動を繰り広げる息子とその友人の影響を受けた母親が、階級意識に目覚めて革命運動に加わっていく過程を描く。
はは‐みやすどころ【母御息所】
母である御息所。「—もいといみじく嘆き給ひて」〈源・若菜下〉
ははよ【母よ】
青野聡の中編小説。平成3年(1991)刊行。継母に育てられた「ぼく」が、息子の誕生を機にそれまで無関心だった実母への思いをはせる。平成4年(1992)、第43回読売文学賞受賞。