しゃ‐こ【這箇】
[代]これ。これら。この。「—の消息を瞥見し得たるに」〈河上肇・貧乏物語〉 [補説]宋の時代に、「これ」「この」の意味を「遮個」「適箇」と書いたが、この「遮」「適」の草書体を「這」と混同したこと...
しゃもん【沙門】
《(梵)śramaṇaの音写。勤息と訳す》僧となって仏法を修める人。桑門(そうもん)。さもん。
シャラモン‐とう【シャラモン塔】
《Salamon-torony》ハンガリー北部の町ビシェグラードにある塔。13世紀半ば、ドナウ川を一望する場所に建造され、航路監視などに使用された。名称は、王位継承争いに敗れたハンガリー王アンド...
しゃ‐り【這裏】
《「這」は「此」の意》このうち。この間(かん)。「むかっ腹をたててぷんぷんするのでも—の消息は会得できる」〈漱石・吾輩は猫である〉
シャーク‐わん【シャーク湾】
《Shark Bay》オーストラリア、西オーストラリア州西岸の湾。主な町は湾口近くのカナーボン。水深2メートル程度の浅海が広がり、湾奥のハメリンプールでは現生のストロマトライトが見られる。また、...
しゅうき‐ぜみ【周期蝉】
セミ科マギキカダ属の昆虫の総称。体は黒色、翅脈(しみゃく)はオレンジ色。米国中部から東部にかけて生息。発生後、幼虫は13年または17年を地中で過ごし、一斉に羽化する。発生の周期から「十三年ゼミ」...
しゅうさんき‐しんきんしょう【周産期心筋症】
心疾患の既往歴のない女性が出産前後に突然発症する原因不明の心筋疾患。妊娠中から分娩後5か月以内に心不全の症状が現れる。息切れ・咳(せき)・全身のむくみ・倦怠感などの症状が続く場合は、早めに受診す...
しゅく‐ば【宿場】
江戸時代、街道の要所要所にあり、旅行者の宿泊・休息のための宿屋・茶屋や、人馬の継ぎ立てをする設備をもった所。宿駅。しゅく。
しゅ‐じつ【主日】
キリスト教で、日曜日のこと。主(しゅ)の日。→安息日
しゅせんど【守銭奴】
《原題、(フランス)L'Avare》モリエールの戯曲。5幕。1668年初演。守銭奴アルパゴンが息子や娘に金のための結婚をさせ、自分は息子の恋人と再婚しようとして引き起こす、こっけいな騒動を描いた...