せいじん‐ぜんそく【成人喘息】
成人に起こる気管支喘息。→小児喘息 [補説]大人になってから初めて症状が出る成人発症喘息が7〜8割を占める。2〜3割は小児喘息からの移行・再発。小児喘息の大半はダニやハウスダストをアレルゲンとす...
せい‐せい
[副]息遣いの早いさま。「お島は在合う椅子に靠(もた)れて—いっていれば」〈紅葉・多情多恨〉
せいそう‐しゅよう【精巣腫瘍】
精巣にできる腫瘍。主に精母細胞から発生。乳幼児期と青壮年期に多く、睾丸(こうがん)に痛みのないしこりや腫れができる。放置すると他の臓器に転移し、頭痛・吐き気・腹痛・腰痛・息切れなどさまざまな症状...
せい‐そく【声息】
1 声と息。 2 連絡すること。音信。消息。「御互に—を通じ」〈鉄腸・花間鶯〉
せい‐そく【生息/棲息/栖息】
[名](スル) 1 ある場所にすむこと。多く動物についていう。「アフリカの草原に—する動物」「魚類の—区域」 2 (生息)生活すること。生存。「都会に—する」「—場所」
せいそくいきがい‐ほぜん【生息域外保全】
絶滅の恐れがある野生の動植物を、本来の生息地ではなく別の場所において、人間の管理の下に保全すること。域外保全。⇔生息域内保全。
せいそくいきない‐ほぜん【生息域内保全】
絶滅の恐れがある野生の動植物を、本来の生息地において、自然環境を維持しつつ、その個体群や群落の保全を図ること。域内保全。⇔生息域外保全。
せいたい‐けい【生態型】
同種の生物で、生息環境に適応し、異なる形質が遺伝的に固定されてできた型。
せいたい‐けい【生態系】
ある地域に生息するすべての生物群集と、それを取り巻く環境とを包括した全体。エコシステム。 [補説]生態系では生産者・消費者・分解者による物質循環がみられる。例えば、植物は無機物から有機物を生産、...
せいたいけい‐エンジニア【生態系エンジニア】
生息域の環境を改変することで、他の生物にも影響を与える動植物。ダムをつくることで小魚や水草などの繁殖を促すビーバーなど。