けい‐たく【恵沢】
《「けいだく」とも》恩恵。めぐみ。恩沢。「文明の—に浴する」
けい‐てん【恵展】
《どうぞお開きください、の意》封書のあて名の脇付(わきづけ)に用いる語。
けい‐とう【恵投】
[名](スル)人から物を贈られることを、贈り主を敬っていう語。恵贈。恵与。
けい‐とう【恵棟】
[1697〜1758]中国、清の学者。呉(江蘇省)の人。字(あざな)は定宇。号、松崖。父祖を継いで、漢学を研究し、漢代の易学を復興させた。著「周易述」「易漢学」「九経古義(きゅうけいこぎ)」など。
けい‐ふう【恵風】
1 万物を成長させる、めぐみの風。春風。 2 陰暦2月の異称。 3 君主の恩恵が広く行きわたるのを風にたとえた語。
けい‐ぶ【恵撫】
[名](スル)めぐみ、いたわること。
けい‐よ【恵与】
[名](スル) 1 金品を人から与えられることを、その相手を敬っていう語。恵贈。恵投。「—にあずかる」 2 金品をめぐみ与えること。「路傍に難渋者を見て之を助け之に銭を—するは」〈福沢・福翁百話〉
めぐま・れる【恵まれる】
[動ラ下一][文]めぐま・る[ラ下二]《動詞「めぐ(恵)む」の未然形に受身の助動詞「れる」の付いた形から》よい機会・境遇・才能などが運よく与えられる。「天候に—・れる」「弁舌の才に—・れる」「子...
めぐみ【恵み】
1 めぐむこと。恩恵。また、いつくしみ。「自然の—」「天の—」 2 キリスト教で、原罪にもかかわらず信仰によって与えられる神の愛による救済をいう。聖寵(せいちょう)。
めぐみ‐の‐あめ【恵みの雨】
1 大地をうるおして草木を生育させる雨。慈雨。また一般に、天の助けのように降る雨。「連戦の選手たちには—となった」 2 神仏の恵みや君恩などが隅々まで行きわたるたとえ。「君が代に民の伏屋もうるふ...