下腹(したはら)に毛(け)がない
《老いた狼(おおかみ)の下腹には毛がないといわれるところから》大悪人や老獪(ろうかい)な人物をたとえていう。
しに‐しだい【死に次第】
死ぬに任せ、見殺しにすること。勝手に死なせること。「十悪人のこの治兵衛、—とも捨て置かれず」〈浄・天の網島〉
しゃく‐ぶく【折伏】
[名](スル)《「じゃくぶく」とも》 1 仏語。悪人・悪法を打ち砕き、迷いを覚まさせること。摂受(しょうじゅ)と共に衆生を仏法に導く手段。「邪教の徒を—する」 2 転じて、執拗に説得して相手を自...
しゅ‐あく【首悪】
悪人のかしら。元凶。
しゅう‐るい【醜類】
悪人の仲間。
しょう‐き【正機】
仏語。仏の教えや救いを受ける資質をもつ人々。「悪人—」
じん【人】
[音]ジン(漢) ニン(呉) [訓]ひと [学習漢字]1年 〈ジン〉 1 ひと。「人員・人権・人口・人工・人材・人事・人種・人身・人生・人道・人物・人民・人類/愛人・恩人・家人・奇人・求人・軍...
せい‐だく【清濁】
1 澄んでいることと濁っていること。 2 善と悪。善人と悪人。また、賢者と愚者。 3 清音と濁音。 4 清酒と濁酒。「—をわけてもてなすひなの酒」〈柳多留・一三〉
ぜん‐あく【善悪】
《連声(れんじょう)で「ぜんなく」「ぜんまく」とも》 [名]善と悪。よいこととわるいこと。また、善人と悪人。「—の区別」 [副]《「善であろうが悪であろうが」の意から》いずれにせよ。また、と...
ぜん‐にん【善人】
1 善良な人。行いの正しい人。⇔悪人。 2 お人よし。だまされやすい人。「—も度をすぎると考えものだ」