あくにんしょうき‐せつ【悪人正機説】
阿弥陀仏(あみだぶつ)の本願は悪人を救うためのものであり、悪人こそが、救済の対象だという考え方。親鸞(しんらん)の念仏思想の神髄とされる。
あく‐ぬけ【灰汁抜け】
[名](スル) 1 野菜などのあくがぬけること。 2 いやみがなく洗練されていること。あかぬけ。「—した人物」 3 取引で、悪材料が出尽くして、相場の下落が一段落すること。
あく‐ねん【悪念】
悪事をたくらむ心。悪心。
あく‐ば【悪婆】
1 心のよくない老女。意地の悪い老女。 2 歌舞伎の役柄の一つで、悪事を働く中年女の役。毒婦の性格をもつ。生世話(きぜわ)狂言を特色づけた役柄で、扮装・演出にも定型がある。
あく‐ば【悪馬】
癖の悪い馬。癇(かん)の強い馬。あくめ。
あく‐ひょう【悪評】
悪い評判。悪い批評。「—を買う」⇔好評。
あく‐びょう【悪病】
たちの悪い病気。悪疾。
あく‐ふう【悪風】
1 悪い風俗や習慣。「—に染まる」⇔美風。 2 害をもたらす風。暴風。
あく‐へい【悪弊】
悪い習わし。悪習。悪風。「—を断ち切る」
あく‐へき【悪癖】
悪いくせ。よくない習慣。