ふうじゅ‐の‐たん【風樹の嘆】
《「韓詩外伝」九から》静止していたいのに、風に吹かれて揺れ動かざるをえない樹木のように、子供が孝行をしたいと思うときには、すでに親が死んでいてどうすることもできないという嘆き。風樹の悲しみ。風木...
ふく・む【含む】
[動マ五(四)] 1 かんだり、飲みこんだりせず、物を口の中に入れたままの状態を保つ。また、口でくわえる。「水を口に—・む」「マウスピースを—・む」 2 成分・内容としてうちに包みもつ。また、...
ふさが・る【塞がる】
[動ラ五(四)] 1 あいていた箇所が詰まる。すき間や穴がなくなる。「家が建って空き地が—・る」 2 物が詰まって通じなくなる。また、物がじゃまをして通れなくなる。「下水管がごみで—・る」「道が...
ふっ‐とば・す【吹っ飛ばす】
[動サ五(四)]《「ふきとばす」の音変化》 1 勢いよく吹いて飛ばす。「強風が瓦(かわら)を—・す」 2 悩みや悲しみなどを思いきりよく取り去る。ぶっとばす。「いらいらを—・す」 3 非常に速く...
ふみ‐こ・える【踏(み)越える】
[動ア下一][文]ふみこ・ゆ[ヤ下二] 1 踏んで越える。踏みしめて通り過ぎる。「難所を—・えて行く」 2 ある範囲の外に出る。境界を越える。「法を—・えた行動」 3 困難などに打ちかって進む。...
ぶっ‐とば・す【打っ飛ばす】
[動サ五(四)] 1 飛ぶほど強く殴る。なぐりとばす。「懲りないやつは—・してやる」 2 勢いよく飛ばす。「台風に—・された看板」 3 「ふっとばす2」に同じ。「酒で悲しみを—・す」 4 「ふっ...
へい‐えん【炳焉】
[ト・タル][文][形動タリ]はっきりとしているさま。あきらかなさま。炳然。炳乎(へいこ)。「時に—とした悲しみに」〈嘉村・途上〉
へんげん‐しゅつぼつ【変幻出没】
[名](スル)自在に姿を変えたり、出没したりすること。「彼の眼の前に始終—した」〈谷崎・異端者の悲しみ〉
ペイン【pain】
苦痛。痛み。「—クリニック」「—コントロール」 [補説]病気や傷による肉体的な痛みと、悲しみなどによる精神的な痛みのどちらにも使う。
まぎ・れる【紛れる】
[動ラ下一][文]まぎ・る[ラ下二] 1 入りまじって区別がつかなくなる。また、はっきりしなくなる。「人込みに—・れて見失う」「勝負の行方が—・れてくる」 2 似通っていて見分けがつかなくなる。...